はじめに
最近は世知辛い世の中で
サラリーマンでも安泰とも限らなくなってきました
万一のことも考え
早期退職した場合に支払うことになる
国民年金と国民健康保険について勉強したのでその備忘録です。
国民年金
サラリーマンであれば会社員として
会社が月々の年金保険料を半分払ってくれています。
しかし、サラリーマンを辞めると
国民年金に加入し60歳までは自分で全額払わなければなりません。
国民年金は2020年現在で
月額 16,540円
だそうです。
ところが、まとめて前払いするとお得という制度があります。
1年前払い:年額 194,320円(4,160円 得)
2年前払い:年額 381,960円(15,840円 得)
以上は口座振替の場合です。現金やクレジットカードで払うと少しだけ支払い金額が多くなります。
仮に60歳までにあと5年あるとすると
5年間でこの前払いをするとすると
(381960円×2回+194320円×1回)×2人=1,916,480円
ごちゃごちゃ考えなくて済ますならば
定年の5年前にサラリーマンを辞める場合は、事前に
1,916,480円
あるといいと言うことです。
参考資料は以下です。
国民健康保険
正しくは国民健康保険の保険税と言うことみたいです。
税金なんですね。
我々は病院に行くと全額負担していないのは承知していると思います。
保険がかからない医療はものすごく割高です。
この保険もサラリーマンの「健康保険」と
無職やフリーターの「国民健康保険」に分かれています。
「健康保険は」会社が計算して給料から自動的に引かれています。
サラリーマンを辞めると「国民健康保険」は家族分全額払わなければいけません。
ところが、「いくら払うか?」と言うのが結構難しくて、地方自治体ごとに違いがあることがわかりました。
それで、法律をみて自分で計算すると言う選択肢もあるのですが、計算方法をまとめてくれたり
自動で計算するツールを提供してくれているページを見つけましたので、全面的にそちらを利用することにします。
国民健康保険【2019年版】 | 国民健康保険料の計算、国民健康保険と健康保険任意継続との比較など!
国民健康保険料と任意継続保険料を計算シミュレーション!退職時の保険を比較しよう!
健康保険の任意継続
さらに、ややこやしいのはサラリーマンを辞めた後20日以内に手続きをすると
2年間は健康保険を継続することができます。
メリットは扶養家族のぶんの保険料を支払わなくて良くなります。
健康保険料は前年度の所得によって決まります。
また配偶者が働いているかいないかでも変わってきます。
それぞれの家の事情に合わせて、検討が必要です。
共働き夫婦が揃ってサラリーマンを辞めて無職になった場合
最後に、夫婦二人ともスパッと辞めた場合の国民健康保険については
1年目は前年の所得によって変わりますのでそれぞれです。
2年目からは、所得が無いとして私が住む地域で夫婦二人合わせて
月額:3,590円
と言うことです。
これは所得に合わせて変わりますので、紹介した計算サイトで計算できます。
おわりに
身を削って働き続ける世の中で
「もう、限界!」となった場合に緊急避難としても
サラリーマンを辞める選択もしなければならない
場合もあるかと思いますが。
そうなったときに、どのような負担があるのか
気になるところを調べて、まとめてみました。
大体のことがわかり、少し安心できたような気がしています。
間違っていたら、ご容赦ください。